THEORYレビューby樋口!!

こちらも絶えず爆進中のTHEORY。

再び再びの入荷でパーフェクトストック!!

シューズ業界でも今期の目玉だっただけあって方々から熱いレビューが。

 

もちろんこの人も、PUMPのスポルティ番長こと、樋口にいやん。

本職のリードは勿論のこと、ボルダーにセットも受付もこなす九州生まれのマルチプレイヤー。

Bpump TOKYOのインスタでもご覧頂いた方もいますでしょうが、コチラでもシェア!!

 

以下レビュー

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足を入れた感触は土踏まずから爪先にかけてかなりタイト。そしてかなり柔らかい。

細身といわれるフーチュラを普段から履いているが、それと比べてもかなりキツめに感じる。

反面かかとや足首のあたりは足関節の可動域を損なわないようにするためか、少しゆとりがあるように感じられた。

シューズの中で指を動かすとつま先が動くくらい柔らかい。スポイルティバのシューズをもう15年以上は愛用してきたが、

こんなに柔らかいシューズは初めて。高剛性でしっかり作られているのがスポルティバのシューズ、特にハイエンドモデルに

関しては今までそうだったと記憶している。それだけにとても新鮮な感覚だった。

 

そして新技術のD-TECH。オフィシャルサイトには「サイドに巻き込むように設置したエッジレス加工のソールラバー。

コーディネーション課題におけるダイナミックなランジムーブの力を逃さず、アウトソール側面でのサイドフックから

ロールムーブで繋ぐトウフック時のフリクションを保つ。」とある。ロールがスムーズにできることで足先の立体的な動きをよりスムーズに行えたり、

ハリボテなど大きなホールドの面上でより精細な動きが可能となっている。

しかし、個人的にはD-TECHのすばらしさは柔らかさと力の伝達をうまく両立させていることろにあると思う。

柔らかいシューズは大抵の場合、立ち上がる時にMP関節(足指の根本の関節)の部分に撚れができ、そこから力が逃げてしまい跳ぶときに

飛距離が出ない原因になってしまう。しかし、セオリーはD-TECHにより本来撚れが発生してしまうとこをサポートしてくれるので力の伝達をロスしないようにしている。

 

登ってみると足の動きをきれいに追従してくれるのがわかる。体が伸び切って足先に伝わる力が弱くなると不意に足が切れたりするのだが、足を残そうとする力が最後まで伝わるので、足がホールドから離れる瞬間まで耐えられる。また、スメアでハリボテや壁を蹴るときもD-TECHの恩恵もあってかロスなくその力を伝えてくれる。

ソールは従来のハイエンドモデルのものと同じくXS GRIP 2が使われている。しかし、同じソールとは思えないほどセオリーはフリクションが良く感じる。ハリボテに置いた時の安心感がある。面乗りといえばスクワマも得意としているが、あちらは面を掴むような感覚なのに対し、セオリーは面を押さえつけているような感じがする。どちらがいいかは好みや足の使い方によって変わってくると思う。

 

セオリーを使っていて気を付けないといけないことが2つあった。

1つ目はつま先のポイント。私自身がセンターよりのシューズを履きなれていたので、かなり親指よりに感じた。ソリューションやスクワマを普段履いてる方は慣れるまで少し注意が必要だと思う。

2つ目はヒール。同じ形状のフューチュラやパイソンよりも少し細身になっている。そのため特にヒールを側面でかけるときに少し気を使ておく必要があると感じた。

 

新技術が搭載されていたり、タイトなサイズ感だったりするので誰にでもおすすめできるシューズではない。

小さなホールドでも大きな面でも足を置けて、フックもちゃんとできる技術がある。そんな方にはぜひ使ってほしいシューズ

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