Hygienic間もなく!!

巷で話題になっていたHygienicが遂に日本上陸!!

ご時世の特需なアイテムと思いきや実は性能も…のとこは発売タイミングでピックアップしますので、

Hygienicな話題を投下、アメリカで発表された記事を翻訳どうぞ。

原文

https://news.cuanschutz.edu/news-stories/liquid-chalk-proven-in-cu-lab-to-kill-coronavirus-potentially-helping-gyms-to-safely-reopen

以下翻訳

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コロラド大学の実験で、液体チョークがコロナウイルスを除去することを証明。

クライミングジムの安全な再開に役立つ可能性が高い。

コロラド大学アンシュッツメディカルキャンパスの研究者とクライマーのチームは、

クライミングジムに人を呼び戻すための手がかりをつかんだ。

 

クリス・ケイシー 2020年7月28日

 

COVID-19のパンデミックは、文字通り、ロス・ケドルを壁に登らせた。

 

免疫学の教授であるロス・ケドルの自宅地下室にはクライミングウォールがあり、クライミングジムやお気に入りのアウトドアスポットに行けない時は、息子と一緒にいつでも登れるようになっている。ある日、ケドルのメールボックスに、現在クローズ中の多くのクライミングジムを再開させようと頑張っているコロラド州内のクライミング企業に協力しないかとオファーが来た。彼はこのプロジェクトに飛びついた。

 

このコロラドで行われたコラボレーションでは、コロラド大学医学部の免疫学・細菌学の教授であるケドルと、コロラド大学アンシュッツメディカルキャンパスの同僚2人が実験を行った。その結果は、健康や経済活動、娯楽活動に対して重要な示唆を与えるものだった。

●クライマーと研究者の出会い

 

「彼らの一番の関心事は、ジムを再開したいということでした。なぜなら、彼ら自身がクライマーだからです。」と、ケドルは企業のスタッフたちについて語った。「何よりもまず第一に、彼らはただクライミングを再開したかったのです。」ルートの核心に完璧なホールドが現れるかのように、このクライミング企業と教授たちは奇跡的に巡り会った。

 

アメリカ国内でも数少ない液体チョークを製造している会社の一つであり、デンバーに拠点を置くフリクション・ラボ社は、パンデミックが流行し始めたとき、「シークレットスタッフ」というシリーズの新製品を作って実験を行った。この製品は80%がエタノールで、市場に出回っているアメリカ食品医薬品局(FDA)認可の手指消毒剤と同様の組成となっている。

 

しかし、FDA のガイドラインに則り、同社はこの液体チョークを「手指消毒剤」と称することはできなかった。これは主に、消毒剤には通常含まれていない化合物(チョークなど)のせいだった。フリクション・ラボ社の実験では、シークレットスタッフは同社が製造した他のどのチョークよりも長い時間ユーザーの手に残り、よく機能していることが分かった。

 

●”シークレットスタッフ”

 

フリクション・ラボ社は、ケドルやニューヨークの大学院生アンソニー・アントネッリを含む何千人もの顧客に、この衛生的な新製品の存在を知らせるメールを送った。アントネッリが、「シークレットスタッフ」が抗ウイルス性を示すデータがあるかどうか尋ねたところ、それを調べるプロセスは高価な上に、結果が出るまで6ヶ月以上かかると返ってきた。

※SARS-CoV-2 Infected Cells After Treatment of Virus:ウイルス処理後のSARS-CoV-2培養皿

※10-fold dilution of samples:サンプルを10倍に希釈

※No additional contact time:接触時間なし

※5 min contact time:接触時間5分

この図は、フリクション・ラボ社の液体チョークが、5分間の接触時間後にどのように再活性可能なコロナウイルスを除去したかを示している。「Coverage Plus」は実験室用殺菌剤を入れたサンプル。PBSは特に殺菌処理等をしていないサンプル。

 

そこでアントネッリは、数ヶ月前にコロラド大学のケドル達を訪問していた、ニューヨークのメモリアル・スローン・ケタリングの免疫学の教授であるジョー・サンに連絡を取った。その後、サンはケドルに連絡を取った。

 

「 (フリクション・ラボ社が) 何を一番知りたかったのか。もちろんそれは、表面に付着しているコロナウイルスを除去することができるかどうかです。」 と、ケドルは話す。「偶然にも、テム・モリソン(コロラド大学医学部の免疫学・細菌学の教授)が、1つ上の階の研究室でコロナウイルスを培養していたのです。」

 

フリクション・ラボ社の共同創設者であるケビン・ブラウンが、シークレットスタッフのサンプルを教授たち―コロラド大学医学部の免疫学・細菌学のマイケル・シュール准教授を含む―に送ると、チームは喜んで仕事に取り掛かった。

 

通常、教授は研究室の仕事を大学院生やポスドクに任せる。しかし、今回は違った。「今回の実験ではわれわれ教授全員が研究室に戻り、綿棒で手をぬぐったり、プレートを取り出したり、ウイルスを培養したりしました。」と、ケドルは言った。「とてもわくわくしました。」

 

シークレットスタッフの抗菌活性は、ペトリ皿を使ってテストされた。半数のペトリ皿には、殺菌処理など何もしていない手から取った標本が入っており、そこでは細菌がしっかりと増殖した。残りの半数には、シークレットスタッフを付けた手から採取した標本を入れたが、そこでは細菌の増殖は見られなかった。実際、シークレットスタッフは、対照実験として別のプレートで行った手指消毒剤を使用した場合と同等かそれ以上の効果を示した。

 

シークレットスタッフの抗ウイルス活性を評価するために、似たような別の実験を行った。手を使う代わりに、実験室で培養したSARS-CoV-2をプラスチックの表面に付着させ、それを細胞培養皿に入れて再活性・増殖させ、ウイルスがどの程度増えるかを調べた。表面に付着したウイルスは、シークレットスタッフまたは実験室用消毒剤で処理された。何の処理もしなかった場合は、手についた細菌の場合と同じように、ウイルスはプラスチックの表面で容易に再活性化した。そして、これも細菌の場合と同様、5分間の接触時間後、シークレットスタッフは再活性可能なウイルスを除去した。つまり、 消毒剤と同様の性能を発揮したのである。

 

●”ジムを安全に再開させられるかもしれない”

 

「私たちは、(シークレットスタッフが)強力な抗菌性と抗ウイルス性を示すデータを手にしました。」と、ケドルは述べた。「最終的に、とてもおもしろい結果になりました。コロラドの企業が助けを必要とし、コロラドの研究者達が助けを差し伸べ、同時に彼らはクライマーでもあった。まさに、”全員総出”でシークレットスタッフの性能を確認したのです。」

 

ブラウンによると、シークレットスタッフはすでに27カ国の200軒以上のクライミングジムと200軒以上のクロスフィットセンターで販売されている。

 

また、彼によると、ニューヨークだけでも3,000以上のジムがパンデミックの影響で閉鎖されている。「これはジムの安全な再開のために役立つ製品です。」と、ブラウン。「マスクを着用して、私たちの液体チョークを使用する。これらの 2 つのことをすれば、病気の状態で店に来たりしない限りは、皆ジムに戻ってトレーニングを再開できるはずです。」

 

 

これはケドルにとって朗報だ。彼は、地下室の”自宅のクライミングウォールに閉じ込められた”状態から解放されるのを楽しみにしていたのだから。

 

タイトル写真:左から、マイケル・シュール准教授、ロス・ケドル教授、フリクション・ラボ社共同創設者のキア・カランタリとケビン・ブラウン、テム・モリソン教授。

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うがい・手洗い・シークレットスタッフでヨロシクです。

ケビンのTシャツが裏表反対なのは愛嬌ってことで!!

今週末全国同時発売!!